Happiness arises, radiating in vibrant hues.

『幸せが生まれ、鮮やかな色合いで輝く』ことを願う場所

京都、どこ行っても修学旅行感出ない?

京都に旅行へ行ってきました。
2017年に行った以来なので、6年ぶりの京都です。中学の修学旅行では銀閣寺方面、6年前は金閣寺龍安寺方面、今回は嵐山周辺という感じで、行く度に違うエリアを訪れています。今回は宿以外の予約をしたりと、初めて確定した予定がある旅をしました。今までノリで現地に行って、ノリで行動ばっかだったからね。そのため、どういうルートで回るかもちゃんと考えたりしたんですが、こういうのを考えるのも楽しいね。

 

 

1日目

家を出るのがギリギリになってしまい、若干駅まで走ったのですが、何もお腹に入れてない状態だったからか若干の気分の悪さのようなものが発生。たぶんおにぎりでも食べれば回復するだろうと改札内のお店に買いに行きましたが、気づいたら唐揚げ弁当を買っていました。

唐揚げさえあれば他は何もいらない

山椒がついていたんですが、山椒と唐揚げの相性の良さはよくわからなかったです。やっぱ唐揚げにはマヨ(今回はタルタルソース)だよ。カロリー×カロリーの絶対正義性が込められた組み合わせだと思う。食べてる最中、お昼に精進料理食べるけど、それまでにお腹空くのか疑問が湧きましたが、それもすべて唐揚げが押し流しました。

京都到着後はまっすぐに天龍寺へ向かいました。
目的は曹源池でも雲龍図でもなく、先に書いた精進料理です。精進料理を主目的としてに天龍寺に行く人もあまりいない気もするけど、どうなんでしょう。予約した時間までまだ1hほどあったので、天龍寺を観て回りました。今回青みがかった写真が度々混ざるのは、なんか一丁前にかっこいい写真を撮ろうとしたためです。改めて見返すにはありのままの色味の方がいいね。

曹源池の借景

小さな橋は日本最古の石橋らしい

入口周辺から見るとこんな感じ

カエルがいた

硯もあった(字が上手くなるらしい)

予約した時間まで庭をひたすらうろうろしてました。有料ゾーン(言い方よ)にお店があり、再入場不可となるため、一度入ったら時間まで出られないので、行く方は直前に入って食後にゆっくる回るとかの方が、時間は有効活用できるのかもしれない。コースによっては予約必須かつ2名以上じゃないとNGです。そのため一人旅の人は選択肢が自ずと『雪』に絞られます。

あとから出てきたもの。(ウーロン茶はコースとは別で注文)

入る前に撮るの忘れてて閉店準備中の時の写真

野菜だけということで、食後に物足りなさのようなものがあるんじゃないかと思っていたんですが、そんなことなかったです。甘味、塩味、酸味、苦味、うま味をしっかり感じられて、この味を家でも続けられれば、肉なし生活いけるんじゃないかという気がしました。
湯葉とお麩が好きなので、真ん中の椀が出汁がよく沁みていて、おいしかったです。野菜出汁と昆布出汁で取っているのかな。澄んだ味でとてもおいしかった。また、茄子の田楽(でいいのかな)も味噌の甘味と茄子の瑞々しさがとても良く、おいしかったです。面白いと思ったのは、右上の胡麻豆腐です。後味に若干の苦みがあったんですよね。胡麻豆腐って単に甘いイメージがあったんですが、甘さのあとに苦みもあり、奥深さのようなものを感じました。

入っている方は9割くらい外国の方っぽい感じでした。というよりも、そもそも嵐山周辺の外国人率がとても高く、道ですれ違う人の半分近く、場合によっては半分以上は外国の方でした。TLでGW前後は日本行きのチケットが安いみたいな真偽不明の情報見たので、それも関係してるのかな。

食後は庭園を出て、まだ見ていなかった部分をふらふらと。

だるまが出迎えてくれます。

雲龍絵の龍の顔かわいいよね

屋根にも天龍寺の文字

その後雲龍図を見ました。八方睨みの龍というだけあってぐるっと見つめ合いながら場内一周しました。先に見た襖の雲龍とは違い、こちらはかっこよかった。

天龍寺を見終わったことが何を意味するか。以降はノープランということです。
というわけで天龍寺の参道の途中で見かけた弘源寺に。

ガラス越しでしたが、小さい庭でもとても綺麗でよかった。
撮影禁止エリアに絵が色々飾ってあったんですが、綺麗でした。ああいう絵を描けるようになりたい。襖に描かれているような絵の画法はなんというんだろう。日本画でいいのかな。あと、お寺とまったく関係ないことですが、トイレがめちゃくちゃ綺麗。リフォームされたばっかなんじゃないかというレベル。この旅行で入ったトイレで間違いなく一番綺麗でした。

続けて宝厳院へ。この辺りからパラパラと雨が降ってきました。

今公式のサイト見ながら記事書いているんですが、結構見逃してるところありましたね。庭園の説明の看板に獅子岩の記載はあったんですが、見てませんでした。大ぶりの石が敷き詰められている感じがとても好みに感じました。次来ることがあれば、ゆっくり見直したり、お抹茶頂きたい。

続いては渡月橋へ。人口密度がとても高かった。あと人力車めっちゃ並んでた。

この時はまだそこまで雨は降っていなかったので水も穏やかでしたが、次の日には夜の間に結構雨が降っていたからか水量も多く、水も濁っていました。良いタイミングで写真撮れたのかもしれない。

京都へ向かう前に家の本棚にブラタモリの本があり、その本に亀山公園がおすすめという記載があったため、亀山公園へ向かいました。なかなかの登り具合でしっかりきっちりばっちり足を消耗し、次の日の筋肉痛覚悟しました。でも登った分保津峡が綺麗に見えたので、体力に自信あればおすすめです。あと運動不足解消したい方。

 

展望台は3カ所ありました。今は新緑の緑が眩しい感じですが、季節によっては紅葉が綺麗だったりするのかな。できたら晴れてる時に見たかった。坂を登って展望台に上がってきたということは、帰りは坂を下りていくということです。ちょっと気持ち折れました。

ちょっとした登山気分を味わい、割と足の体力は削れましたが、まだホテルのチェックインには時間があるので、どこか一所で休憩をと思いTLでおすすめされた喫茶店へ。

フルーツサンド

疲れたので甘いものが食べたくなりフルーツサンドを頼みました。有名? 人気な一品らしいですが、納得のおいしさでした。フルーツの一つ一つがめちゃくちゃ大きいです。そのため、生クリームの甘さとフルーツの酸味がとてもいいバランスで、甘いものがちょっと苦手な私でも、最後まで飽きずに食べられました。こんなにフルーツいっぱいで一つ一つが大きいフルーツサンドは初めて食べた気がします。今後の喫茶店で食べるフルーツサンドのハードル激上がりです。


気づいたらチェックイン時刻を過ぎていたので、休憩を切り上げてホテルに向かいました。今回朝食付きなところしか見てなくて、ホテルついてから気づいたんですが、シャワーしかなかった。無いものはないなら仕方ないので、途中でどこかで銭湯でも行こうかなと思ったんですが、結局行きませんでした。体力回復がシャワーのみとなるため、出来る限りストレッチとかで体ほぐす努力しました。

夜はおすすめされた居酒屋へ。元からお酒を飲まないのもあり、一人居酒屋自体初めてな気もします。一度どうしても沖縄料理食べたくて行ったことはありますが、お酒飲まなかったはず。駅から徒歩1分という好立地とも言える場所ですが、迷子になりました。この迷子はホントに何で迷ったのか自分でもわからなくてちょっと怖かった。でも体感の迷子の傾向として、駅から近ければ近いほど迷うというのはあるので、そのパターンだと思います。近すぎてマップが機能しづらい + 近いからこそマップ見ないでもいいやが最強タッグ組んでる感じ。

突き出しの白身魚のフライ。そしてお店の情報

生絞りはっさくサワー

ポテサラ

手羽…どっちかの焼き

梅と大葉とササミ

生トマトジュース

どれも美味しかったです。食べログとかを見ると生絞りサワーが良く話に出ていますが、本当に美味しかった。はっさくの方は粒粒感がちゃんとあり、もっとお酒強かったら他の物も飲んでみたかった……。どうやらサワーじゃなくてもジュースでも対応してるようなので、ジュースも頼んでみればよかった。トマトジュースも生絞りのようなものは初めて飲んだ気がしますが、おいしくてびっくりしました。最後の方で水分がなくなったトマトの果肉部分だけが残ったため、ちょっと飲みにくかったのも生絞りならではという感じでよかったです。それはそれでスムージーみたいな触感がおいしかった。

一人飲み初めて過ぎて最初完全に時間を持て余してましたが、途中で次の日の予定何も決めてないことを思い出して、ずっとルート決めやってました。日常では普通にツイッターやるだけで終わりそうなので、一人居酒屋するなら旅行行ったときだけにしようかなという感じです。

はっさくサワー一杯で割と酔ってましたが、トマトジュースを飲み、若干の酔いが落ち着いてからお店を出ました。お会計は4千円いかないくらい。

ホテルの最寄が阪急嵐山駅だったんですが、夜のホームがとても綺麗でした。
これは電車移動しないと気づけないポイントだったので、出かけてよかった感ありました。そんなこんなでホテルに戻り一日目終了。

2日目

2日目です。
朝食が8時頃なので、それまでは朝の人の少ない時間で散歩しようかと思い、外に出ました。割と雨降ってました。さすがに7時ぐらいだと人が全然おらず快適です。天気が良ければ間違いなく最高でした。

嵐電 嵐山駅構内が綺麗でした。公式サイト見たら見そびれた場所が結構あったので、次京都来るときは行きたい。

そのまま竹林の小径へ行きました。この時間のせいというのもあるんだろうけど、本当に外国人しかいなかった。日本人はちょうど朝食の時間組まれてて出かけられないのかな。

暗くて写真撮るのむずかった

ここら辺から雨が土砂降りに近いものになってきて、足元びちゃびちゃになるレベルでしたが、散歩は継続してました。地図見ずにひたすら彷徨う感じでしたが、迷子になることなく、無事に時間までにホテルに戻れてよかった。緑が多くて、朝歩くにはとてもよかった。雨がなければ最高だったを何度でも言っていく。

ホテルについて楽しみにしていた朝食です。朝食が予め準備されていたり、バイキング形式だったというわけではなく、一品ずつ出てきて都度料理の説明されるタイプのコースっぽい朝食でした。

お迎え出汁

一品目のお出汁だけ。朝一番最初に口にするのにぴったりな感じの優しい味わいでした。これから出てくる料理が楽しみになる味。

湯豆腐

2品目の湯豆腐です。とろみがかった豆腐とタレの味が合わさってとてもおいしい。生姜の風味がちょっと効いてたのかな。出汁をしっかり味わいたいなら、とろみをつけるのもありだなぁと気付きみたいなのがありました。家でもやってみようかな。

色鮮やかで目でもおいしい

添えてある味噌と塩で食べる野菜おいしい。お芋が上から見るとサツマイモっぽく見えたんですが、たぶんインカのめざめとかそういう感じのやつでした。

メインの豆皿セット

12時から時計回りに食べていくのがおすすめらしいのですが、海鮮が苦手めなので、5時のホタルイカを早めに食べました。とはいえ、ウェとはならなかったので、もしかしたらそんなことしないでも普通に食べられたかもしれない。これだけの数のおかずを同時に食べる機会ってなかなか無いので、食べてて楽しかったです。真ん中のシャケ!がメインでしたが、メインだけあっておいしかった。他の豆皿を摘まんでから食べたんですが、真っ先に食べたらもっとおいしかったかも。右上のお味噌汁もスッキリとした味でよかった。出汁にトマトが使われているらしく、トマトで出汁取れるんだと初めて知りました。

食べ切るのが勿体ないレベルで美味しかった

中にお麩が入った卵焼き。出汁焼き卵の出汁をお麩に吸わせたというそりゃおいしいに決まっているものでした。出汁がたっぷり使われている感じで、噛むたびに出汁がじゅわっと出てきて、本当においしかった。

出汁を作るやつ

鯛茶漬けセット

鯛茶漬け完成形

一枚目のポット内に昆布だしが入っていて、かつおだしを自分でドリップさせるのが新鮮でした。当たり前のようにおいしかった。一回取ると一食分よりも多い出汁が取れるので、勿体ないからと必要以上にだしを追加でかけてお茶漬け食べてました。

お品書き

大体1.5hかからない程度の時間をかけて食べる朝食でしたが、良い時間でした。ここまで朝ごはんを時間かけてゆっくり食べたのは初めてかもしれない。このあとは苔寺へ向けて30分ほど歩くことになるので、しっかり体力つけられました。

いよいよ今回の旅のメインである苔寺西芳寺です。事前予約が必要だったり拝観に4000円必要だったり写経体験が必須だったりと、ちょっとハードル高めのお寺ですが、評判通り苔の緑に満ちた綺麗な庭でした。

筆ペンが貰えます。

写経をやったのは初めてですが、やっぱこういうなぞる系って、書いているうちに書き順がよく分からなくなる。写経が終わったら自由に拝観が可能となります。

どこを見ても苔に覆われている

 

 

 


静かで穏やかな時間が流れてました。庭園内に座れるところがあり、ボーっと眺めることができるんですが、とてもよかった。空気も明らかにひんやりとしている場所があったり、空気自体も澄んでいる感じ。帰り際に「ゆっくりできましたか?」と聞かれたんですが、この『ゆっくりする』がぴったりな時間と空間でした。季節によって、また見える景色が違うそうなので、今度は別の景色に訪れてみたいです。


写真を撮ることに意識がいっている時間のあとに見ると刺さる石碑がありました。入った時は存在に気付きにくい場所にあるのがまたね。

苔寺のあとは月読神社、松尾大社へ行きました。松尾大社はお酒と縁結びの神社という感じでした。


完全にノリで縁結びのおみくじ引きました。吉でした。おみくじの結果に相性のよい血液型のようなものが書いてありましたが、そんなおみくじに血液型占いみたいな結果乗る?と感じました。

ここら辺から(なんか、もう歩くの疲れたな)を隠せなくなってきたので、電車で一駅嵐山まで戻りました。嵐山をいつ離れるかは全く決めていなかったので、このまま京都方面に戻るでも良かったんですが、せっかくだからと最後にオルゴール博物館へ。

世界初のオルゴール

煙を吐くらしいオルゴール

夜中に手紙を綴るピエロ

上のオルゴールが描いた絵

ジュークボックスのような形で使わてたっぽいです

写真撮るの忘れてましたが、ハミングバードという鳥のはく製を用いたオルゴールもありました。30分ほどの案内と10分ほどの写真撮影可能な自由時間を交互に繰り返しているようでした。オルゴールをしっかり見たのは初めてかも。夜中に手紙を綴るピエロは、ガス灯に実際に火をともすことができ、ピエロが火を調節する姿、居眠りしてしまうピエロの姿を楽しむことができます。

オルゴールを販売しているコーナーもあり、手ごろなものから高級なものまで様々揃っていました。残響散歌のオルゴールとかあるんですね。流行った曲ならオルゴール化されていそうでした。My Favorite Thingsのオルゴールはちょっと買おうかどうか悩みました。

オルゴール館のあとは京都駅の方へ戻り、服を買ったり、喫茶店に入ったり、ラーメン食べたり、お土産買ったりしました。

イチゴモンブランとゼリーポンチ

青い光に包まれたオシャレな喫茶店

京都ならではないけど美味しかった鶏白湯

京都に来たら来なければいけない場所

プロジェクションマッピング

聖地巡礼のようなものってあまり関心がないのですが、唯一やっていると言えるのがこの京都駅の聖地です。ガメラ3の怪獣同士の屋内での戦闘というレアなシーンの舞台となった場所。プロジェクションマッピングもやっており、写真を撮った場面は映像の人がと現実の人間が一体化していて、現実と映像の境界が曖昧になる瞬間がとてもよかったです。

といった感じで1泊2日の旅行終了です。
毎度のことながらおすすめスポット教えてくれた皆様ありがとうございました。お陰様でおいしい楽しい良い旅になりました

次はどこ行きましょう。そろそろ九州上陸したりしたさがあります。あと出雲大社とか、まだ宮城から上切り拓いてない東北とか北陸の方とか。

今回行った場所

天龍寺

https://www.tenryuji.com/

・篩月(天龍寺庭園内)

https://www.tenryuji.com/shigetsu/

・弘源寺

https://kogenji.jp/

・宝厳院

https://hogonin.jp/

・コーヒーショップ ヤマモト

https://retty.me/area/PRE26/ARE114/SUB11401/100001160663/

・ふる里

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26009446/
・YADO Arashiyama

https://yado.kyoto.jp/

・竹林の小径

https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=2683

西芳寺(苔寺)

http://saihoji-kokedera.com/top.html

松尾大社

https://www.matsunoo.or.jp/

・京都嵐山オルゴール博物館

https://www.orgel-hall.com/
・喫茶 ソワレ

http://www.soiree-kyoto.com/

・麺処 虵の目屋

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26035164/