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『幸せが生まれ、鮮やかな色合いで輝く』ことを願う場所

【わたしの推し】季咲あんこ

はてブの特別お題が「わたしの推し」ということらしいので書いていきます。

私の推しはVtuberです。774inc. ブイアパ所属『季咲あんこ』さん。彼女が私の推しです。今までもイベント(ライブ、新衣装等)があった際には、感想という名の限界化文章をたくさん書いていきましたが、単純に季咲あんこさんについて書いたことってなかった気がします。理由はシンプルで、イベントにかこつけないと、なんか照れ臭いんですよね。配信のコメントやツイッターでは散々「すきー!」とか言ってるんですが、やっぱりこういった純粋なその人に対しての長文という形になると、書いた文字数分は対象のことについて考えたということが伝わってしまうし、なんなら気持ち悪さも出てくるし。

とは言っても、今年最後のソロ配信を見てやっぱりちゃんと応援したいし、応援する場が設けられたなら、しっかり乗っておきたいということで書いていきます。

季咲あんこさんの紹介

先にも書きましたが774inc. ブイアパ所属のVtuberとなります。2019年10月22日デビュー。誕生日は4/15のよい子の日。誕生日の語呂合わせに恥じないホントによい子で、今でもびっくりします。チャンネルとツイッターは下記です。

www.youtube.com

twitter.com

ゲーマーアイドルとして活動しており、普段はゲーム配信をメインに雑談や歌枠をやっています。アイドルという肩書きだけど、歌枠は月一くらいのペースです。定期配信として金曜6:30からの朝枠。日曜10時からのマイクラ配信もやってます。ゲーム配信はAPEX、マインクラフトが中心です。
ミルクティとピンク色、ヒロアカ、呪術廻戦が大好き。『明るく元気に楽しく毎日笑顔』の言葉がぴったりな明るい良い子。

それでは、推しポイント書いていきます。

推しポイント①:かわいい

いきなり浅いところ来たと思われるかもしれないですが、浅いということはそれだけ一般的に通じやすいということに繋がると思います。数多いるVtuberの中で『わかりやすい』は正義であり力です。
Vtuberという性質上、変わってしまう部分。キャラクターデザインと言ってしまえる部分を除いた『かわいい』について書いていきます。

まずは声です。
ちょっと幼めの声と滑舌で、たまにちょっと訛りが入る感じです。配信自体もテンション高く叫んだりすることもあまりなく、まったりとゲームを楽しむというスタイルのため、声と配信の雰囲気がマッチした緩やかな雰囲気がどの配信にもあります。
そして、その声は歌枠でかわいいに全振りしたときに真の力が見られます。

【歌枠】全力でかわいいあんこのうたをきいて【 季咲あんこ / ブイアパ 】 - YouTube

かわいいと曲を歌ってる最中にふにゃっても、その時だけにしか見られない可愛さになる為、実質ミスというものが存在しなくなるんですよね。かわいいは無敵の実感がここにありました。そしてその声で普段なら絶対言わないような甘い台詞を言うんです。それはもう、リスナーはオーバーキルからのリスポーンキルです。
季咲あんこさんの声に関して語る際、絶対に外してはいけない点があり、それが笑い声です。Vtuber界隈では結構笑い声に特徴がある方がいらっしゃいますが、季咲あんこさんも結構特徴的な笑い声をしています。「キャッハ!」という感じですごい元気よく、それはもう明るく笑ってくれます。コラボ配信などでも初めてその笑い声を聞いた人が「笑い方w」と思わずコメントしてしまうくらいには特徴的。でも、この笑い声ってホントに聞いてると元気貰えるんですよね。悩んでいても、悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなってくるような気持ちのいい笑い声だと思います。
その他にも普段のちょっと楽しい時やいたずらっぽいことをしたときに聴ける「へへへ」もとてもかわいいです。この「へへへ」笑いをよくするようになったのって、たぶん2021年になってからかなと思います。リスナーとの距離が以前よりも近くなったからこそ、出せるようになった姿(笑い声)の一つだと考えると、聞くたびにちょっと嬉しくなる笑い声です。

 

そして次のかわいいところは「動き」です。
普段は2Dで配信を行っているため、なかなかそのかわいさを見る機会がないのですが、その可愛さは3D配信のときに見ることができます

【#季咲あんこ3D】ゲーマーアイドルあんこ!動くぞ!歌うぞ!【季咲あんこ / ブイアパ】 - YouTube

【#季咲あんこ生誕祭2021】3Dでうたっちゃう!忘れられない日にしよう【 季咲あんこ / ブイアパ 】 - YouTube

3D配信を見ると分かるんですが、ずーっと動いてる。そして、その時の手の動きとかがとてもかわいい。個人的に気に入ってるのが、笑う時に両手で口元隠すところです。本人も自覚なくやっていたようなので、癖とかそういうものみたいです。めっちゃくちゃかわいい癖。3Dで歌ってる際の動きを見るとアイドルの肩書は伊達じゃないとわかります。狙って動いている部分も多分にあるとは思うんですが、ふとした時に見られる素っぽい動作もかわいいので、もう存在が可愛いんだなと私は理解しています。
イベント等で歌いながらダンスしたりしていますが、その後のMCでも一切息が切れていないのが凄いです。Vtuberでは(たぶん)珍しく、家で引きこもれないタイプで毎日お散歩してるからなのかなと思います。たまに散歩でどれだけ歩いたかを教えてくれることがあるんですが、「今日1万6千歩いてた!」とそれは楽しそうに語ってくれます。
ウインドウショッピングをしながらの散歩らしいのですが、普段からその距離を歩けるのは凄い。

推しポイント②:ギャップ

人に惹きつけられる要素の一つにギャップというものがあると思います。季咲あんこさんのギャップは普段の『マイペース』や『かわいい』とは対極とも言える『キリッとかっこいい』点です。

その姿はAPEX配信で見ることができます。

【3分遅延 / APEXLEGENDS】Vtuber最協決定戦本戦 #APWWIN【季咲あんこ / パカエル / 不磨わっと】 - YouTube

普段の『かわいい』が無くなって、『カッコイイ』に変わるんですよね。冷静に状況を見ることができ、報告もとても細かく行うことができる。ちょっと暗い雰囲気が流れそうになっても、すぐにポジティブかつ明るい雰囲気に持って行こうとするモチベーターとしての役割もできる。もちろんしっかりとキルも取ることもできる。
APEXをプレイしている時の季咲あんこさんってそれこそ『戦闘モード』といった感じで、考え方からそれこそ喋り方までカチッと切り替わっていて、本当にカッコいい。どんなに厳しい状況になっても、決して諦めずに打開策を考えたり、ミスをして凹んだ仲間に対して優しくも力強く元気づける言葉を投げかけたりとする姿は、見ていてもっと応援したくなる。勝って欲しいとより一層強く願う。そういう想いに繋がっていると思います。

また、もう一つのギャップは考え方です。
見た目と声の感じはとてもかわいく、リスナーに対しても寄り添ってくれる感じなんですが、結構ドライな面があります。基本スタンスとして『来るもの拒まず、去るもの追わず』というものはあるんですが、配信を見ているとそれを超えた、それこそ悟ってるんじゃないかと思えるほどの物事に対しての執着心のなさや欲の無さが垣間見えて、そこがとても面白い。最後の晩餐で苦手な人と一緒に食事をすることになっても、「別に話さなければいいだけだから構わない」は強い。
だけど、好きなものに対しては本当にとことん好きで、特にミルクティについて語る時にはホントに凄い熱量をもって語ってくれます。本人も配信で度々言っている通り、根っこは完全にオタクであるため、好きなもののグッズが出たら抽選バトルに参加する。またある時はグッズの保管方法を教えてくれ、うちわ文字の作り方まで教えてくれる。


【#そやんこ】明日ライブみたいだねうちわもじつくっていい?【 季咲あんこ / ブイアパ 】 - YouTube


うちわ文字に関しては、そういう文化がアイドルのファン界隈であるのは知っていましたが、作り方については知らなかったので、とても興味深かったです。こういう今までオタクとしてやっていたことが、Vtuberとしての活動に活きているのがとても良いです。グッズを出す際にも『オタクはこういうものが欲しい』をとてもよくわかっているグッズのチョイスでとても助かります。

推しポイント③:陽だまりみたいな温かさ

ラストとなる3つ目であり、個人的に一番好きなところです。季咲あんこさんの本当に素敵なところとして、人を不快にさせるような言葉、わかりやすく言ってしまえばチクチク言葉を決して言わないという点があります。その安心感があるからこそ、ちょっと心が疲れてしまっていても安心して元気を貰いに配信を見に行けるんです。リスナーを煽ったり、煽り合ったりという配信も見ていてとても楽しいですが、やっぱり見るのがちょっとしんどい時も出てきてしまうかなと思います。もちろん単なる人の好みではあるんですが、どんな時でも見られる配信をしてくれるというのはとても助かっています。いわばメンタルのリセットポイントです。

Vtuber界隈でよく言われている言葉として、『リスナーは配信者に似る』という言葉があります。これは本当にその通りだと思っていて、季咲あんこさんのリスナー(ホシ☆リス)もとても暖かい。配信中の主役は誰かというともちろん配信者ですが、では空気を作り出すのは誰かというと配信者だけではきっとできず、リスナーのコメントとミックスされて作り出されるものだと思います。季咲あんこさんの配信でコメント欄の空気がピリっとすることって今までに1回あったかどうかくらいで無いんですよね。いつ来ても同じような空気、同じような温かさ。同じならマンネリしてしまうんじゃないかというと、そんなことはもちろん無く、大喜利には全力で盛り上がり、時には悪ノリをしてあんこちゃんを無音にさせます。(本当にツボると無音になるんです。かわいい)

リスナー同士の関係ってとても不思議なものだと思います。ツイッターやリアルで繋がっている人もいますが、大部分は配信中のコメント欄でしか会わない関係。それこそ普段何をやっているかなんて配信中のコメントだけでは、ほとんどわかることも無く。それでもずっと同じ時間、『季咲あんこさんを応援している』という時間は、恐らくリアルで過ごす誰よりもずっと一緒に過ごしているんです。名前を付けるなら『同じリスナー同士』としか呼べない曖昧な関係なんですが、そこにあるものは、決して他にはない唯一無二なものです。そんな不思議でとても温かく優しい関係を維持する力に少しでも貢献できたらいいなと思います。

終わりに

他の方の記事チラ見したりしたんですが、ちょっとこの記事のねっちょり感が悪目立ちしそうな気がして心配していますが、もうちょい続きます。

私がVtuberを見るようになったのは昨年(2020年)のGWからなんですが、正直ここまでハマる、推しという存在が生まれるとは思っていませんでした。元々コンテンツにドはまりするタイプではなく、グッズとかも買うタイプではなかったんですが、今となっては部屋が季咲あんこさんのグッズでいっぱい。順調にピンク色に染まっていっています。

推しごとをしている間、私たちは『推しの魔法』にかかっているんじゃないかと思います。どんな魔法かというと、推しについて考えている/応援している間は、つい考えてしまう暗いことや嫌なことを忘れて、頭の中を楽しいや幸せといったポジティブなものでいっぱいにできるというものです。魔法なので、いずれは解けてしまうんですが、それでもかかっている間だけでもつらい事を忘れられるというのはとてもありがたいものです。いわば現実逃避の一つの手段と言ってしまうこともできるかもしれませんが、きっと誰しも、形はどうあれこういったモノは持っており、それがたまたま『推し』という概念が適用できるものだったという話かなと思います。

また、『推しの魔法』にはもう一つ効果があると思います。それはちょっと大げさな言い方ですが「世界の見え方が変わる」というものです。私の場合、例えば今まで苦手で飲めないと思っていたミルクティが飲めるようになったり、面白いとは聞いていても、きっかけがなくて読んでなかった漫画を読んだり、ふとした日常の中で季咲あんこさんから受けた影響のようなものを感じられます。その他にも今まで知らなかった音楽を、たくさん知ることができたり。推しごとを始めてから、私の世界は少し広がりました。この点については間違いなく言い切れるものです。そのおかげで以前よりも楽しい時間を過ごす選択肢を増やすことができました。推しごとは直接的だけではなく、間接的にも日常に潤いを与えてくれるのだと思います。

最後になりますが、これからも季咲あんこさんが毎日笑顔で楽しく、幸せに過ごすことを願っています。推しについて、推しごとについて改めて考える機会をくださり、ありがとうございました。人に自分が好きなものを伝えることはやっぱり難しいです。