一つ前の記事『 バブみの春』で紹介した作品『ああっママになるっ! 〜アナタを想って溢れるおっぱい〜』をプレイしたので感想です。
公式こちらです
http://www.akabeesoft2.com/mamanaru/
この記事のタイトル通り「ママではないだろ、お前」としか言えない内容だったんですが、ネタ枠として買うのはありだと思いました。ただママ(ヒロインに甘える)を期待して買っちゃダメです。
もちろん十人十ママ的に人それぞれのママ像があると思うので、単に私に合わなかっただけかもしれないし、更に言うなら私は少数派の可能性もあり、これぞママ!という人の方が多い可能性もある。
以下愚痴っぽい感想
まず致命的なところなんですが、ヒロインがママじゃないんですよ、この作品。
『催眠術かけられて主人公に従うことに至上の喜びを覚える存在にされた』とかの方が納得できる。
ママになる系のシナリオって正直そこまで数やってるわけではないんですが、たぶん主人公が様々なことを抱え込んでしまう点とか、甘えることを苦手としている点をヒロイン(ママ)が解して、歪さを正すとかそういうのだと思います。(もちろん単に甘えるだけもありだと思う)
ただ、主人公に甘える/わがままを言わせるために「オナホールになっても、肉便器になっても、性奴隷になってもいい」とヒロインが言うのはどう考えても行き過ぎてるでしょう。
三つめの()内が完全に個人的に余計っぽい pic.twitter.com/vELrYWtlbQ
— m9(՞ةڼ ) harivh? (@harivh) 2019年3月29日
求めているのは甘えさせてくれる。そういった存在であって主人公が言うことをスポンジのようにすべてそのまま受け入れるような存在じゃない。そういう作品やりたかったら催眠系作品最初からやるわ。
個人的にはこの画像で言うならついーとにある通り、3つ目のカッコ内が完全に余計なんですよね。これがなかったらたぶんママ像として割と完璧に近いものがあった気がする。ただ、体験版後最初のえっちシーンで
と言っているので、もうこの時点からそういう存在がこの作品内では『ママ』なんですよね。
更に自分のことを『物』と言う。
もうママどころか人ですらないじゃん……。主人公が甘えられるようになるまでということらしいけど、ちょっと何言ってるかわからないです。
ただ、ママとしてじゃなくネタゲーとしてなら、たぶんかなり優秀で、
年中無休24時間営業のママのフェラ温泉は草津や下呂ですら仰ぎ見るほど気持ちいいらしかったり、
主人公の放尿を見て祝福を感じたり、
等々大変優秀なので頭の悪いえっちシーンの台詞愛好家の方はたぶん楽しめると思います。
個人的には主人公の放尿シーン3回も見たくねぇな……。の方が勝ってしまいましたが、そういうシーン自体はえろげの中で貴重な気もするので好きな人は数少ない作品に出会えた喜びを抱くのかもしれない。
最後に、この記事書くために公式見て初めて気づいたんですがヒロイン支倉涼子さん(同姓同名が普通にいそう)の紹介文に
【やがては母乳の出る真のママにまで成長を遂げる】
と書いてあるので、もしかしたらこの作品にとっての『ママ』って、子供ができているわけでもないのに母乳を出せるようになった存在なのでは……?となりました。
気づくのが遅すぎたね。