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アンドロイド属性の芽生え(男性を癒し抜く機械感想……なのか?)

【男性を癒し抜く機械】をプレイしたので感想です。

夜のひつじ作品で、ロリータシリーズ以外プレイするの初めてだったんですが、ロリータシリーズ同様とてもよかったです。アリスがとても魅力的でした。新たに私はアンドロイド属性を獲得できそうです。アンドロイドとは言っても、母乳は出るし、濡れるし、たまごはあるしで、アンドロイド感と言えば、計測と会話と口調しかアンドロイド要素はない気もする。


それでは男性を癒やし抜く機械の感想始まりです。

公式HPはこちら
https://yorunohitsuji.xii.jp/products/sexualis

サークルブログ内で記載がありますが、DLsite、デジケット版、(Gyutto版)がおすすめとのことです。
FANZAは他と比べて修正がかなり濃くなっているとのこと。
みなさんえっちだから、濃い修正は嫌でしょうし、ちゃんとDLsite等で買いましょうね。

この作品の基本は記憶を失っている『僕』と医療用アンドロイドである『アリス』、中盤から登場するアリスの妹的アンドロイドである『ウィタ』の性活…じゃなかった。生活を描いたものとなります。とにかくえっちでした。普段えちぃシーンの感想ってちゃんと書いてないんですが、今回は個人的に凄いと思ったので2シーンほど書きます。

まず1つ目です。
この作品の1つ目ポイントは『僕』が記憶を失っている点という点にあると思います。
「射精した記憶が無いのなら、私が精通に導きます」
そう。記憶が無いなら、初めての射精はつまり精通になるんですよ。
初めてこのテキスト見たとき、「うわ、マジだ。精通じゃん!」となりました。
記憶喪失シチュ的なものは過去いくつか見た記憶がありますが、その中で射精を精通として扱っているものはなかった気がしています。色々なえちぃシーンのテキスト見ましたが、えちぃシーンのテキストで「すげぇ!」ってなったの初めてな気がしました。

続けて

「精通……させられたい?」

と優しい囁き声で言われるんですよ。

そりゃ『僕』も
「さ……させてほしい……っ」
としか返せないですよね。
この『僕』の必死の返答に対して
「受理しました」
と普段通りの無機質な回答。ゾクゾクします。

2つ目です。
ロリータシリーズでは毎回あったボテ腹セックス。今回は相手がアンドロイドということで無いと思っていましたが、アリスの口から出てくる
「受精は、できますよ」
の言葉。着床させて育てることができないだけのようです。そしてさらに続けられる
「私に似た……、どこかの誰か。知らない女の子のたまご。欲しいですか?」

そうですよね。アンドロイドは排卵できないんですから、どこからか持ってくるしかない。倒錯的すぎる。
一度目の射精をアリスの中で終えると膨らむアリスのお腹。
「また……射精したくなってますね……」
と言われて
「違う——」
と答えるも、アリスにはすぐに
「いいえ、違いません。私にはわかります。あなたはこれが好きです」
と断言されてしまう。

この作品の2つ目のポイントだと思うんですが、『僕』はアリスに計測をされています。それは脈拍や呼吸、体温はもちろんのこと、精液の状態まで。
このシーンに到達するまでに、『僕』は性的欲望に関してはアリスの観測が極めて正しいものだということを知ってしまっています。
そういった過程を経てのアリスによって計測される、自身の隠し切れない欲望。
このシーンはちょっと見てて脳が痺れる感じでした。すごくよかった。

以上、2つのシーンピックアップしましたが、アリスに任せれば『僕』は確実に気持ちよくなれるという流れが丁寧に書かれていて、気づいたらプレイヤーもアリスに任せればえっちなことも、それ以外のことも大丈夫という気分になっています。そこがこの作品の特徴なのかなと思います。
これは要所要所で、アリスが的確に、普段のアンドロイドめいた機械的な声音ではなく、優しい囁き声を出す。感情のこもっているような声から、すぐに普段の機械的な声音に切り替える。という点でコントロールされていると思います。

本当はえっちなシーン以外の感想書こうとしてるんですが、書けそうもなく、このまま日の目を見ないで、この記事が埋もれてしまいそうなので、とりあえずこれにて感想は終わりです。いつか書ける日が来るのを願って。