Happiness arises, radiating in vibrant hues.

『幸せが生まれ、鮮やかな色合いで輝く』ことを願う場所

推しコンテンツが増えました(アサルトリリィ League of Gardens感想)

アサルトリリィ League of Gardens観ました。(10日夜公演と12日夜公演の2回)
もう本当にめちゃくちゃ良くて……。感想書くのに語彙力がないのがもどかしいくらいです。

最初はスタァライトまひる役の岩田陽葵さんが出るので観に行くかーという感じで観に行ったんですね。そしたら岩田陽葵さん以外の推しが増えて帰っていました。(川村楪役のあわつまいさん、郭神琳役の星守紗凪さん)これが10日夜公演の出来事です。そして12日夜公演を観に行きました。また推しが増えて帰っていました。(石川葵役の広沢麻衣さん)

1公演行くごとに推しが増えていくシステムというかマギもしくはレアスキルでもついてるんですかね……。おそらく19公演あったら全員推して帰ることになるんじゃないでしょうか。

こうなるのはキャストの皆さんが魅力的なのももちろんあるんですが、舞台の内容もすごくよいというのがやっぱり強いです。

以降ネタバレすることに何も躊躇がないです。

今までアサルトリリィというコンテンツにまったく触れていなかったので設定周りついていけるか不安だったんですが、きちんと用語説明や各キャラが持つレアスキルについて語ってくれるなど、今回初めてアサルトリリィに触れる人でも戸惑うことなく作品世界に入り込めるようになっているのがよかったです。
二川二水がリリィオタクという設定が恐らくこういう展開見据えてのものだったんでしょうかね。本公演の前に行われていた『アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院』では松永・ブリジッタ・佳世(名前が長い)がこのポジションだったのかな。今度DVD買おうかと思うのでこの点確認できるの楽しみです。
オタクの好きなことに関しては必要以上に語り過ぎてしまう能力って、舞台等で何かしらの説明キャラとしてのポジション与えたいときに無茶苦茶有能なんですね。これは今回アサルトリリィ観るまで気づかなかったです。
でも現実ではやめような。周りの空気を読んでみて。笑い声が半角のハハ……って感じの引く感じになっているぞ。

ミリアムが途中でこの説明に関する点をネタとして扱って笑いのポイントにしてしまっているのも上手いなと思いました。説明という役目だけじゃなくて笑いのネタとしても使えてしまうとか有能ポジションです。

【百合要素】
カップリング的には
梨璃×夢結
神琳×雨嘉
は確定カップリングで
ミリアム×鶴紗
がこれから徐々にという感じでしょうか。
梅は特定キャラというよりはみんなが好きという感じがします。
二水もリリィが好きなので特定の人好きとかは無さそう。
楓は言うまでもなく梨璃だけど、夢結が何かやらかしたら返してもらう感じのポジションでしょうか。

神琳×雨嘉が舞台開始早々よい絡みしてて、他のキャラがメインで語っているときやライブ中等も隣同士でわちゃわちゃやっててとても目に良かったです。舞台上でメインになっていないときにキャラ同士でわちゃわちゃやってるの観るのめちゃくちゃ好きなんですよね……。シナリオだけでは読み取れない関係とかもちらっと見える気がして。

個人的にはミリアム×鶴紗のクール系と脳内不思議系キャラの描写今後どんどん観たいです。ミリアムがフェイズトランセンデンス発動した後のおやすみモードになった際に鶴紗が膝枕してるの凄いよかった。クール系のキャラって不思議系のキャラ避けちゃうイメージないですか? 特に脳内設定バリバリ他の人に語ってしまうようなアグレッシブ不思議強キャラみたいなの。それなのに膝枕してあげてて、しかもミリアムが起きたときの顔がめちゃ近いんですよ。観ててドキドキします。

 

【演出】
最初ステージ見たとき狭いなと思ったんですが、演者さんが通路を歩き回る会場全体ステージタイプの舞台だったのでまったく問題ないんですね。自分のすぐ近くを演者さんが通っていくの本当に心臓に良くない。(嬉しすぎて死ぬる)
各隊9人でパスを回していく『ノインヴェルト戦術』がアサルトリリィの肝となる要素だと思うんですが、確かにちゃんとパスを回している感出すならステージだけでなく会場全体使った方が効果的ですよね。となると、今後もステージだけでなく会場全体使った舞台になる感じでしょうか。だとしたらとても楽しみです。

またプロジェクションマッピングもとても効果的でした。夢結のトラウマ描写時に移される満月ですとかルナティックトランサー発動時の紫色の炎のようなものですとか。
特にルナティックトランサー発動時って演者の方めちゃくちゃ動き回るので映像と動作合わせるのすごい大変そうです。あと照明を使った射撃描写と鼻血描写。ミリアムのぶっ放しの時の照明の動き凄いと思いました。一掃感ありました。

【シナリオ】
これは本当によかったです。
今回メインとなる一柳隊だけでなく選抜隊も含めて各キャラの背景を上手くストーリーに混ぜ込んでいました。特に鶴紗に関しては泣ける。ああいうヘビーな過去のあるキャラが「しにたい」と言ってしまうような話大好きです。その後ちゃんと前を向いていける展開込みで。
最後の2隊同時のノインヴェルト戦術はプロジェクションマッピング含めた演出含めて熱かったです。学校の違う人間同士が支え合う感じで戦うアクションですとか最後葵が決めるときの叫び声とか本当によかった。10日に観たときは誰が叫んでるかわかんないけど、なんかすごい叫び声がすると思ってたんですが、12日にちゃんと観ることができてよかったです。少女が体躯に見合わないでっかい武器持って叫びながら戦うのってやっぱ最高っすね……。特にアサルトリリィでは喉が心配になるレベルで叫んでる方がたくさんいるので、まさに舞台は戦いって感じもしました。

今後の展開としては過去ストーリー(御台場迎撃戦)と明らかに敵側っぽい琴陽絡みの続編という感じでしょうか。
この舞台の中だとヒュージ等級でアルトラ級という単語出てこなかったんですよね。
ということは次回作ではアルトラ級の片鱗が見えたりする感じかな。
純が語っていた「ヒュージに近づけば近づくほどマギが共鳴して強くなる」的な台詞もちょっと気になるけど、ここら辺はノベライズ見ればなんかわかるのかな。そもそも設定としてマギがどういう扱いされてるものなのかもよくわからないし、今は考えても仕方なさそう。

本当は2回だけでなくもっと観たいんですが、あいにく労働というものがこの世には存在していて、行かなければならないらしいので、もう今回はこれ以上観られないんですよね……。いやー。本当に観たかった……。

9月に行われる公演も必ず行きます。
スタァライトだけでなく、アサルトリリィも推しコンテンツ枠に入ったので、更に生活が潤っていきますね。財布は死にますね。頑張りましょう。推しの魔法がかかったオタクは強いということを見せつけてやります。

誰にだろ。