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『幸せが生まれ、鮮やかな色合いで輝く』ことを願う場所

「ほんとむり…まじで好き……」(推しのラブより恋のラブ感想)

推しのラブより恋のラブの体験版がとてもよかったのでDL版買いました。
非オタ年下ギャル×ガチオタ年上大人女性好きです。年上大人女性が年下女性に振り回せれて手玉に取られてしまうとかね。いいですよね。

 

購入決めた理由としては体験版内にあったこのシーンです。

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大胆な告白は女の子のうにゃうにゃ

今まで百合ゲーは何作かプレイしましたが、『レズ』という強い言葉使った作品は初めて見た気がします。おおよそ最後まで体験版内の関係が終始続く感じとなります。
なので、体験版好みであればほぼほぼ楽しめるんじゃないかなと。
概念的オタク女性描写がとても多いので、ここのところで好みは分かれるかもしれない。

 

以下開幕からエンドについて書いているネタバレ感想です

 

 


エンドは3つあって

・鬼ごっこを続けますエンド(一応BAD?)
・ヤンキー座りキスなんてヤダエンド(ノーマル END?)

・推しのマグカップ割れちゃった……エンド(HAPPY END)
となります。

それぞれのモノローグのテキストがとても好みでした。特にBADのモノローグ。

 

作品はあくるの下記モノローグから始まります。

私がまだ子供だったころ、憧れていた物語がある。

わくわくするような恋の物語。

その物語のなかでは、宇宙からやってきた女の子が地球人の男の子にたくさんの大きな愛を叫んでいた。

大人はみんなこんなふうに、台風みたいな恋をするんだ。

そう、母親に話したら「知らないひとにあくるがさらわれちゃったらお母さん悲しいわ」なんて苦笑いを浮かべられたっけ。

でもまさか、十数年たった今、こんな配役で物語が実現するなんて思ってもみなかった。

言うまでもなく、宇宙からやってきた女の子が恋で、地球人の男の子があくるとなります。物語の詳細が描かれることはなかったですが、たぶんドタバタラブコメディとかでしょうね。そしてそれに対応するような形になっている各エンドのエピローグが下記となります。

 

・鬼ごっこを続けますエンド

私がまだ子供だったころ、憧れていた物語がある。

わくわくするような恋の物語。

その物語のなかでは、宇宙からやってきた女の子が地球人の男の子にたくさんの大きな愛を叫んでいた。
それなのに男の子は結局女の子の愛には答えないまま。

はぐらかして、毎日を過ごしていくだけ。

でも、今ならそのお話のエンディングが少しわかる気がする。

だって、その愛に捕まっちゃったら、わたしはきっと自由には生きられないから。

「もう! いいかげん、好きって言ってよー!」

「言うわけないでしょ!」

だからまだ、この鬼ごっこを続けさせて。

いつか離れ離れになるときがくる、その時まで。

その時までに、とびきりロマンチックな言葉を用意しておくから。

 

・ヤンキー座りキスなんてヤダエンド

私がまだ子供だったころ、憧れていた物語がある。

わくわくするような恋の物語。

その物語のなかでは、宇宙からやってきた女の子が地球人の男の子にたくさんの大きな愛を叫んでいた。

 でも、今ではその最終回がどんな終わり方だったかも覚えてない。

でも、もしも私が物語をつくるとしたら、最後は必ずこう終わらせるんだろう。

「あくる、好き、大好き!」

「あーもう、わかったから……」

HAPPY END

……なんてね。

 

・推しのマグカップ割れちゃった……エンド

私がまだ子供だったころ、憧れていた物語がある。

わくわくするような恋の物語。

その物語のなかでは、宇宙からやってきた女の子が地球人の男の子にたくさんの大きな愛を叫んでいた。

大人はみんなこんなふうに、台風みたいな恋をするんだ。
そんな風に思っていた、小さな私に言ってあげたい。

異星人でも、性別が違っても同じでも……どんなにありえない、わかりあえないと思っていても、恋に落ちることもあるよって。

それこそ、まるで雷が落ちるみたいにね。

 
ごっこはあくるが恋の想いを受け止めることなく、そのまま物語が終わります。
つまりBADエンドなわけですが、

だって、その愛に捕まっちゃったら、わたしはきっと自由には生きられないから。

だからまだ、この鬼ごっこを続けさせて。

いつか離れ離れになるときがくる、その時まで。

その時までに、とびきりロマンチックな言葉を用意しておくから。

 なんて綺麗な言葉で終わらせられてしまったら何も言えないですよね。
エピローグのテキストとしてはぶっちぎりで好きです。

 

ヤンキー座りはあくるが恋に告白するところで終わりです。
二人の新しい関係が始まったところで終わる感じです。どんな展開が起こるかは描かれず終わりますが、モノローグで

でも、もしも私が物語をつくるとしたら、最後は必ずこう終わらせるんだろう。

「あくる、好き、大好き!」

「あーもう、わかったから……」

HAPPY END

……なんてね。

 と締めて終わるのできっと何があってもHAPPY ENDでしょう。
HAPPY ENDという言葉はOPムービーにも出ていて、
『最終話 ハッピーエンドは終わらない。』
という形で出てきています。
ハッピーエンドは終わらない。いい言葉ですよね……。
このOPの言葉と明確にリンクしてる感じがするので好きなモノローグです。


推しのマグカップはまさにこの作品のまとめというエピローグですね。

まるで雷が落ちるみたいにね

というのも作中で出てくる言葉ですし。

恋の家族とのいざこざも一応の解決を見せているので、問題としてはあくるには推しと志乃という戦友がいる状態に恋が耐えられるのかという点になりますが、そこはアペンドパッチ(いわゆる煩悩解放パッチ)のシナリオで解決しています。

DL版で購入すると煩悩が解放された状態でプレイできますが、2泊3日の温泉旅行。どこか出かけたという描写はあるのに、詳細は書かれないで基本旅館でのえっちしかない描かれないという素晴らしい煩悩解放具合でした。

 シーン数としては恋×あくるが2回、あくる×恋1回となります。描写としてはあっさりしてるのであまり期待はしない方がよいと思います。

4か国語対応してるので外国語勉強したい人にとっては良い教材になるのかもしれません。なんか過去そういう目的でSTEAMでゲームを買った記憶が蘇りましたがまともにプレイする日は来るのでしょうか。

アオナツラインはもう待っててもDL版来ないとようやく気付いたので、そろそろパケ版買います。コンシューマ版出ますが、プロデューサーが関わってないみたいなことついーとしてたので、ちょっと感想見るまでは回避したい。あと確実にえっちなシーンが欲しくなる。だって男の子だからね。

とか言ってたらDL版来ましたね。すぐ予約決めました。