Happiness arises, radiating in vibrant hues.

『幸せが生まれ、鮮やかな色合いで輝く』ことを願う場所

切って貼って妥協を乗り越えて

思い出残し記事です。

ななしふぇす2022Jump!に備えてうちわ文字作りました。前回作ってからちょうど一年ぶりくらいの作成だったみたいです。せっかく新しいやつ作るんだから、前回とは違うことやりたいと思い、あんこちゃんの顔作ってみようと思ったんですが、作る宣言しないと心折れそうだったのでツイッターで作る宣言とか制作過程載せてました。それのまとめ記事的なもの書いてきます。


こんなやつ作りたいなの図。大体この図通りのものが結果的には出来ました。
何か作るのでこういうイメージ図みたいなの作るの初めてかもしれない。記事を書く時にもそれは同様で、大体ぶっつけで書いていって納得いかなかったら全消しして書き直してます。

大体このくらいの大きさかな?というやつ。
大きさイメージ図を作りはしたけど、特にこれに合わせて切り抜いたとかはせず、全てフリーハンドでノリだけで切り抜きました。これだけで細かい作業できないのがわかる。イメージ図的な絵は手抜いてるからとかではなく、割と平均値がこんな感じの絵です。字を書くとか絵を描くとかの美術系の能力はステータス振り忘れた様です。


こういうもの作るのが初めて過ぎて、何もわからん状態だったので試しに顔を作ったやつです。当初目指してたのが、↓のドヤの顔だったので、顔的にはこちらの方が当初の想定に近いものと言えるかもしれません。

ドヤ

続いて先ほどの顔にあんこちゃんの重要ポイントであるツインテ付けたやつです。
これだけだとあずまんがのちよちゃんとかゆるゆりのちなつっぽい。
先ほどのドヤの絵の通り、イメージしていたのが第2衣装だったため、ここから髪の毛にウェーブ的なものを付ける必要がありますが、この時点だとどうすればいいか何もわからん状態でした。前髪を切り抜いた時点で分かったことですが、先を見越すということが苦手過ぎて、ここを切り抜くと最終的にどういう形になるかをイメージするのがとても大変。


上手くいったら、そのまま。失敗したら作り直しtake(ダブルミーニング)
とりあえず手を動かせ、手を。というクソみたいな脳筋上司的発想の元、上手くいったらそのまま行くかのノリで作り始めました。結果的にはそのままいった感じです。
前髪のギザギザが細かいとちょっと変な感じしたので、数を減らしました。真ん中の髪はもうちょい太くしたかった。そして、後れ毛と前髪部分を分割しています。これは単に一緒にするにはどういう形に切り抜けばいいか分からなくなったのと、せっかくアナログで厚みを出せるので、ちょっとは前後関係出しておくかという気持ちの表れです。


ツインテールつけたもの。
ウェーブ作るのが難しくて、ここら辺で軽めの心ポキが起きました。「小中で美術系は良い評価貰ったことないんやぞ、お前。上出来やろ」という最強ポジティブな自分の声に救われました。ありがとう。後れ毛の部分がよく見たらバナナではなくちょっと先端カットしてるのに気づいたため、ここでカットしました。こういうの作り始めて分かったんですが、私が美術系壊滅してるのは根本的に観察が足りていないからのようです。


とりあえず顔以外はおっけーかなという感じになった。
白い部分のアシンメトリー具合が酷いですね。ホントは左の方に合わせるのが正解。アホ毛は一発切り抜きで上手くいったので満足しています。まだ、この時点では顔以外の部分を作りこみ過ぎているということに気付いていません。

この時点でうちわの方に黒い画用紙を貼り付けました。今回は出来合いのうちわではなく特撮のDNAで貰ったうちわに貼り付ける形で下地のうちわを作っています。

つまりあんこちゃんの下にはギャオスがいることになります。
これにはちゃんと意味があって、たとえギャオスが発生するような暗雲垂れこめる世界になったとしても、あんこちゃんのこんあが世界を照らすからこの世界は大丈夫。それを表しているのが、このうちわです。全部うそです。

 

ここら辺から顔。特に目の部分で沼に入りました。
これはこれでいいんだけど、顔以外の部分との作りこみの差が激しすぎる状態になっています。当初の完成をイメージしていた顔はまさにこれなので、困りました。心ポキです。ここらへんで妥協を考え始めます

 

妥協して、これで一旦完成にしました。
目をちょっと大きくすればかわいくなるかなと思い、さっきの画像よりちょっとだけ目が大きくなっています。

このうちわ文字を作り始める前のタイミングでツイッターにあにまーれの貼り絵を作っている方がいたため、参考にさせてもらったところ、やっぱり紙だけで作るのは限界があるようで、色鉛筆のようなものでちょっと塗ったりしているみたいでした。

じゃあ私も紙以外で何か使おうとなり、オイルパステル、花紙、シールとかを買ってきました。オイルパステルは目のハイライト、花紙はほっぺの頬染めと眉毛、シールはワンチャン目に使えればという目的。


結果的にオイルパステルとシールは正解。花紙は失敗という感じでした。
花紙は薄すぎて取り扱いが難しい……。一応頬染めと眉で使ったんですが、汚くなっちゃいました。


目のところは私なりに頑張った部分なので、しっかり書きたい。いいよね。いいよ。

買ってきたのが↓のシールなんですがトレーシングシールなので、ただ貼るだけだと下の肌色が透けてしまいます。また、あんこちゃんの目って青と緑がかった青で構成されています。なので、シールを重ねてちょっと複雑な色合いにしました。


完成ツイートに「おめめキラキラ」とあんこちゃんがリプライをくれましたが、単にシール2枚を貼っただけだと色が濃すぎてちょっと暗くなってしまいます。そのため、裏に白の画用紙を貼り付け、表はオイルパステルの白を軽めに塗って、明るさをなんとなく演出してます。

そして完成したのがこちら


たぶんこれが私の出せる限界です。
イラストを描くよりもこういう切り貼り系の方がなんとなく自分に合ってる気がするのは、恐らく単に作るだけならそこまで緻密さがいらない。雑に作ってもある程度の見栄えはしちゃうので自己満足度を上げやすいというところがあるのかな。失敗したら全部捨てることになる1/0な感じも好きかもしれない。

これを作るにあたり色々買ったりしたので、またなにか機会があればアナログなものなんか作ってみたいかもと思いました。あんこちゃんの新衣装来たらとかのタイミングとかちょうどよさげ。