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Rene Ryugasaki presents.『Killing me』vol.1 感想

ななしいんく所属 龍ヶ崎リンさん企画の3Dオンライン対バンライブ Rene Ryugasaki presents.「Killing me」vol.1の感想です。

 12.17(日) 23:59まででアーカイブ販売も消えてしまい、円盤にもならないようなので、記憶残しがメインの記事です。ななしいんくメンバーが複数参加していましたが、カバー曲が1曲もない、全員がオリジナルソングでパフォーマンスという初めての嬉しいライブだったこと。やたらとカメラアングルが良くて、スクショ撮るのがとても捗ったライブだったのが印象的でした。なので、いつもの感想よりちょっとスクショ多め。

ギブミー / 龍ヶ崎リン

Killing meスタート

最初は主催のリン様から。オリソンの『ギブミー』で最初からカッコよく決めてくれました。野外ステージというのは事前に発表がありましたが、ホントに夏フェスとかで見る野外ステージな感じでとても良いステージ。あと星空めっちゃ綺麗。現実ではここまでビカビカに照らしてたら、星空も見えにくくなると思うので、ある意味バーチャルならではの描写です。

ななしいんく

ハチャメチャバース / 柚原いづみ、風見くく

Jumpの時よりもだいぶ大きいDJセット

11/13 に新しい姿として初配信を行ったくくたそがどういう形でライブ出演するか、ちょっと気になっていたのですが、なるほど完璧な解決方法。たしかにDJポジションなら上半身だけ見えててもあんま違和感ないです。恐らく今後新しいビジュアルでも3Dは作られるのかな。あんなにカッコイイモデルなんだから3Dも見たいよね。
デュエット曲となると、やっぱり二人をどうしても目で追ってしまって、肝心の振り付けに目が行きにくかったりしちゃうんですが、今回ダンスがづみちゃん一人ということで、じっくり見ることができました。おいでおいでしてたり、♡描いてたりと振り付けこんなに可愛かったんですね。

Nobody knows / 茜音カンナ

今回こんな感じの背面からのアングルが結構あって、これが漏れなくかっこよかった

10/20にMV公開のNobody knowsが3D初お披露目です。
オタクまんまな感想になっちゃうんですが、戦う系アニメの劇場版アニメのOPとかEDで流れてそうなめちゃかっこいい曲。ライブの時のカンナちゃんの歌声や振る舞いの勇ましい感じとMCの二人が語っていたように普段の配信とのギャップが本当にすごくて、そこがとても良い。

きらめきわーるど / 季咲あんこ

眩しい笑顔

前日のMUSIC VERSE LIVEと続けてのライブが見られるなんてリスナー大歓喜です。
MUSIC VERSE LIVEとの声の違いなど感じられて、両方見比べると面白い。
あんこちゃんの真の可愛さのようなものは3Dの時に発揮されると考えているオタクなので、3Dライブの時は大体かわいいbotになってるんですが、やっぱかわいい以外に何も言えねぇ。最後のオタクのコール部分でやっているちょっとコミカルな頭の上で片方ずつ♡描く振り付け可愛くて好きなんですよね……。
MCで寄せたコメントでも話してましたが、『きらめきわーるど』を紹介する時に必ず「かのんちゃんが作詞作曲です!」を言うのホントにもう好き。

スターピース / 飛良ひかり、瀬島るい

スターピース

ギター持ってのパフォーマンスとても良いです。曲がまさに青春ロックど真ん中というメロディなので、ギター持ちがぴったり。足元にマルチエフェクターも置いてあったり、バンドっぽさこだわってる感じします。野外ライブという意味では、ある意味一番それっぽいのが、この2人だったかもしれません。ひかちゃんにビジュアル変更があったので、この姿での二人はもしかしたら、これが最後かも?

夜のせい / 橙里セイ

良い表情

ピアノのイメージがどうしても強いですが、ダンスめっちゃ上手い。なんでもできちゃう人枠として、ななしいんくだとかのんちゃんが挙がると思いますが、セイちゃんも割とこの枠な気がします。ダンスガッツリ踊りながらでも歌までしっかり上手い。曲のかっこよさとダンスのキレの良さで、割とどこでスクショ撮ってもおいしい。普通に出番ここだけだと思ってたので、この後びっくりすることになりました。

カタチのないもの / 涼海ネモ

佇まいがとても良い

歌で勝負するんだというパフォーマンスがストイックでかっこいい。今まで激しかったり元気な曲が多かった中で急に静かになる温度差堪りませんでした。ライブで聴くと改めて歌うめぇ……で頭が染まります。感情のこもった歌声はもちろん、その表情や水中のような演出含めエモさ全開でした。音があるのに静謐な雰囲気感じられるの凄いよね。

アオイロテイル / 宗谷いちか

宗谷いちかの腕から放たれる超特急

かわいいとか綺麗という表現がぴったりなのにいきなり「超特急!」とぶち込んでくるのが宗谷いちかという感じで好きです。急過ぎて笑うしかない。MV公開時から良い曲だと知ってましたが、ライブで聴くと更に沁みるメロディと歌詞。あにまーれ24で夏代さんと話せて泣いていたのが、今となってはもうだいぶ前でオリソンができるほどの年月経ってたんですね。その点でもちょっと感慨のようなものがある曲です。

MC / 大浦るかこ、杏戸ゆげ

ステージ転換の間を軽快なトークで埋めてましたが、余りに軽快すぎて尺足りなくなってたのが、相変わらず大浦るかこだなという感じで、なんか懐かしさのようなものがありました。

Marpril

セトリ

カッコ良過ぎ

キレのあるダンスと力強い歌声で登場したと同時に一気に雰囲気変わりました。以前外部のライブイベントで見たことあるので、見るのは久しぶりです。何のイベントだっけ。えるすりーとかVillsとかたぶんそこら辺。

ダンスでフォーメーションがあるというのもあるんだろうけど、ステージ広く使ってる感じがして、やっぱライブ慣れしてるなぁと感じました。モニターに足置く動きあるあるだと思うんだけど、カッコよくて好きなんですよね。パフォーマンス中のカッコよさから、MCのおもろい感じになるギャップとかも堪らん。

パフォーマンスはFeautringゲストとして登場したコーサカさんとやった『Hacked Fruity Luv』がめちゃくちゃ良かったです。曲自体の楽しい感じとコーサカさんのめちゃかっこいいラッブのマリアージュ最高でした。Marprilの二人が歌いながら笑っているのが、ホントにライブ楽しんでる感あって見てていいなぁってなりました。

「私だって歌いたい」歌ったっていいんだぜ 今直ぐ外す枷
「私だって踊りたい」踊ったっていいんだぜ 自分に言い聞かせ

この歌詞の部分のMarprilの二人の叫びがとても良くて、なんか泣きそうになりました。
ここからMCの唐揚げ盗んだトークめちゃ笑った。

『sheep in the light』はYoutubeMusicで聴いている曲だったので、ライブで聴けて「うおー!」でした。かっけぇ曲です。

MaiR

セトリ。ゆげちもグラサンかけてたの今気づいた

「あ、ズレた」結構好き

曲の激しさと声のカッコよさが相まって、それはもうカッコイイ。
かと思ったら1曲目終わっての自己紹介での「めあ~~~~~~~~~だ!」でグルグルステージ走り回るのめちゃかわいかった。

『sleepy*love』が前2曲と打って変わってのしっとりした曲でとても良かったです。しっとりした曲に合わせて動きも綺麗でしなやかで。そして表情もどこかしんみりした感じがして、引き込まれました。

最後の曲前のMCと曲振りMCがとても良かったです。

人生何年とか言うけど、私達が生きてるのって何十年とある人生じゃなくって、今日一日一日だと思ってるんですね。だからこそ、私はこうしてライブでその瞬間しか味わえない熱とか楽しさを届けたいと思ってパフォーマンスをしています。

私の音楽は、頑張りたい人とか自分をもっと好きになりたい人の背中を押せるように、追い風になれるようにと思って、いつも音楽を作っています。

熱い。

龍ヶ崎リン

本日のメインの登場です。
1曲目RRRのリミックス『Roots』で場を温めたと思ったら、2曲目でいきなり新曲『not for me』の初公開が来ると思ってなくてびっくりしました。またこの新曲もカッコよくてね。それまで比較的穏やかだったテンポが、後半いきなり加速して高速ラップ入る構成がとても好きです。

3曲目のコーサカさんとの『VIRTUAL ANTHEM』は見てる間何も言えなくなるカッコよさでした。目逸らしたらやられるような迫力。コーサカさんのシャウト? がなり?を混ぜるようなラップめっちゃカッコよかった。

4曲の『追熟』の演出がMVの通り雨が曲中に雨が降る演出だったんですが、星が降っているようにも見えて、とてもよかった。チルな感じでとても良い曲。ギターソロのスライド多めな個性あるメロディが好きで、そこが近づくといつも耳澄ませちゃいます。

 

そして5曲目でまさかのセイちゃんピアノでの『Fall In Mistery』
ピアノVerになるだけで、また原曲とは違うオシャレさやかっこよさが出るのがとても良い。あと生演奏ならではの間を空けられたりとか、そういうこの場、この瞬間だけ感じられる部分。

ラストは『Moonshine』でオサレに少ししっとりと。サビの最後のロングトーンが気持ちいい曲。早々にリン様が帰ってきたアンコールは全員揃っての『Twilight Stream』でした。まさにKilling meに相応しい堪んねぇフィナーレ。

あとがき

panora.tokyo

こちらの対談記事にも書かれている通り、毎週のようにどこかでVtuberのイベントはやっていても、やっぱり自分が普段から見ている人が出演していないと、やっぱりチケットを買ったりしないことが多いというのは、あるあるというか、ある意味当たり前なことだとは思います。その流れをぶち壊すきっかけとなる新しい音楽との出会いの場として、「Killing me」vol.1は大成功だと感じました。

人間、一度でもしっかりとその目で見れば、「あ、あの時見た人だ」みたいな感じで、関心スイッチがだいぶ柔らかく、押しやすくなると思うので、『ライブを観る』まではいかなくても、「新曲出たんだ。聴いてみるか」はだいぶ発生しやすくなった気がします。

最初にも書きましたが、ななしいんくメンバーが複数出演してオリソンだけで曲が賄えることって今までほとんどない事だったので、それだけで十分嬉しい事です。でも人間だから欲が出てしまうの、できることなら、この関心スイッチ維持させるためにも、今のオリソンラッシュの流れが終わっても、継続してオリソンが出てくれたら嬉しいなと思います。方針としてオリソン出さないタレントもいるだろうから、それはそれとして。あとお金もかかったりもあるから、そうポンポンも出せないだろうけど

堪らねぇ時間はひと時だからこそ良いということなのかはわからないですが、アーカイブ期限あるライブなので、気になる方はお早めに。

EP楽しみです。

もちろんきっといつか来るであろう Rene Ryugasaki presents.「Killing me」vol.2も!