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やっぱ継続高校好きなんだよね(ガールズ&パンツァー最終章 第4話 感想)

ガールズアンドパンツァー最終章第4話観てきました。

めちゃくちゃ面白かった……。
前回第3話の感想記事 書いたのが2021年3月なので、2年半経ってるんですね。でも、こんだけ面白いならそんだけ待たせられても許せちゃう。そのレベルで面白かった。
本編54分らしいですが、60分ないのが信じられない情報量と面白さで、観終わった後、ちょっと情報量に圧倒され過ぎたのか、なんか疲れてました。

パンフがちょっと安めの価格設定なんですが、内容濃くてとても良いので、まだ売ってたら買うのをお勧めします。基本パンフって、買って読んでも特別な感想持つことがないんですが、久しぶりに「買ってよかった……」と思えました。ちなみに買った理由はキャラ名うろ覚えだったから。という。

 

以下感想ですがネタバレしかないです。

 

リーグ戦形式ではなく、トーナメント形式となるため、初手であんこうチームが居なくなっても、なんやかんやあって勝つんだろうなというのは、わかってしまうところではあるんですが、それでも「これ勝てんのか……?」となるレベルで継続高校めちゃ強かった気がします。あんこうチームを仕留めたヨウコのスナイパー技術だけではなく、副隊長的存在っぽいユリだったり、大洗の動きに怪しさを覚えて先行したことで、早い段階で二手に分かれたことに気付いたタミだったり。規模が小さく資金もあまりない学校らしいですが、これで規模大きくて資金もあったらと思うとなかなか怖い。でも、資金があまりないからこその強さとかもあるのかな。
劇場版で初めて継続高校を見た時にミッコの好戦的な感じの表情に惹かれて、そこから継続高校好きになったんですが、もっと継続高校の戦い見たかったなという欲がちょっとあります。ミカのカンテレとユリのアコーディオンでの会話は何を喋ってたのか、とても気になるけど、紐解けたりするのかな、アレは。本心では口で言えばいいのにと思っていても付き合ってるユリいい子。


主役の大洗女子について、何も書いてないので書くと、中心とも言えるあんこうチーム、その補佐とも言えるかめさんチームがいなくなっても、しっかり戦えるあたり、全体的なチーム力みたいなのもだいぶ上がってるるよね。試合の度に逆境に立ってたら、嫌でも強くなりそうな気もするけど。最終章から登場したサメさんチームもしっかり活躍していて、まだ乗り始めてから時間がそこまで経ってないであろうに、あの雪山の激急斜面を乗りこなしたり、自分たちの戦車の特性(踏み固めるのにぴったり発言)理解していたり、凄い。アリクイチームの筋力が最後の最後で本当の意味で生きるとは思ってなかったので、そこも良いシーンだと思いました。それぞれが強くなるために努力してることが実ってくのって、やっぱいいよね。

あんこうチーム、カメさんチームがいなくなった後に急遽隊長となった澤ちゃんのいきなり任されたとは思えないレベルの完璧な戦略だったり、聖グロリアーナのオレンジペコが戦略を提案してたり、次世代の担い手の活躍もしっかり見れたりして、ネクストジェネレーションみたいな感じで続編とかちょっと見たい気もしたり。みほと澤ちゃんの戦略が一致してたシーン熱すぎる。

戦闘描写については、雪山の斜面を下り降りることで、あそこまでの超高速戦闘が見られるとは思ってなかった。早すぎて1回目見た時、どれが大洗でどれが継続の戦車なのか割とわからなかった。2回目観てもなんかよくわからないシーンがまだあります。
パンフ読んだら、「映像のチェック大変だった」という水島監督のコメントもあったりして、これチェックするのはそりゃ大変だわとなりました。向きを立て直すために砲撃の反動を使ったり、力技でハンドル?舵?切ったり、チームごとの個性も感じられてとてもよかったです。終盤、あの高速戦闘中でもミカがひたすらフラッグ車だけを狙って攻撃を仕掛けてるのが2回目で見えてちょっと怖い(かっこいい)。雪崩を起こしたのも勝利のためならなりふり構わない感じがして、更に怖いというかアレ許されるんだ……。

 

聖グロリアーナ対黒森峰は聖グロリアーナに、なんかまた個性強そうなローズヒップの部下が登場していて、次回はそこら辺の掛け合いも面白そうです。
そして、個人的にまったく予想してなかった愛里寿の登場。マジでびっくりして声出かけました。決勝の楽しみな要素が増えすぎてどうしましょう。次は何年後かわからないけど、楽しみに待ってます。